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サルディーニャ島(Sardegna)![]() サルデーニャ島はイタリア半島の西、フランス領コルシカ島の南に位置するイタリア領の島です。四国とほぼ同じ大きさで、地中海ではシチリア島に次ぐ大きさです。人口は160万人。「羊飼いの島」とも呼ばれていて、羊の数が人間の数より多いとか。農業、漁業も行われています。また、リゾート地としても知られており、夏には世界中からリゾート客が集まります。 このサルディーニャ島にあるアルゲーロ(Alghero)に2006年9月に学会発表のために行ってきました。アルゲーロは島の北西、海岸沿いにあります。ローマから飛行機で入りましたが、前泊地のニースからローマへの飛行機が遅れ、ローマ空港を走ってどうにかアルゲーロ行きの飛行機に間に合いました。ところがお察しのとおりバゲッジは間に合わず、ロストバゲッジとなってしまいました。アルゲーロからローマへは最終便でアルゲーロには夜の10時頃到着したのですが、ロストバゲッジの手続きを済ませて空港の外に出てみると、ほとんど人がいません。一人いましたがタクシーで行ってしまいました。ここがタクシー乗り場かと思いしばらく待っていると、先ほどまでロヅトバゲッジの手続きをしてくれた職員が通りがかり「タクシーは呼んだのか?』、「タクシーは呼ばないと来ないよ」との話。他の交通機関もありません。夏時間といえども夜の11時ころは真っ暗、アルゲーロの街までは10kmほどあり、歩くこともできません。途方に暮れていると職員の方がアルゲーロの街に車で帰る人を呼んでくれました。この人はイタリア語しかしゃべれませんのでコミュニケーションは大変でしたが、街までのせてくれたばかりか、ホテルも探し出して、ホテルの前まで連れて行ってくれました。とても親切な人々で助かりました。おかげさまでホテルでぐっすり休めました。 ホテルに到着した日の明後日が学会発表の日です。バケッジがいつ到着するかを空港に問い合わせましたが、返事はどうも曖昧です。着替えや歯ブラシ、ひげ剃りなどの調達してどうにか発表を済ませました。発表を終えてホテルに帰ると、バケッジが届いていました。 アルゲーロは海岸沿いののんびりしたリゾート地です。写真を何枚か掲載しておきます。 |